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旧城地家住宅(おさごえ民家園)

旧城地家住宅(きゅうじょうちけじゅうたく)は、大野市蕨生に所在した住宅で、城地家は江戸時代には庄屋を務めていました。住宅が建てられたのは、中柱の墨書から、嘉永五(1852)年であることがわかっています。茅葺の入母屋造りで、雪深い土地にふさわしく軒の高さが民家園の住宅の中で最も高くなっています。間取りは住宅の前半部に台所、にわ(土間)が一体となった空間が並列に配され、後半部にしきだい・おいえ・へや・本座敷・仏間を配しています。本座敷は十二畳半あり、仏間・しきだいとも十畳と大振りです。へやとおいえは家族用に造られ、本座敷・しきだいとは板戸で仕切られています。柱や梁は太く、がっしりした造りになっています。欅の中柱は太さが一尺二寸、上屋の梁間は四間と、福井県の古民家としては最大級の規模を誇っています。動画についてはこちらをご覧ください。(新しいウィンドウで開きます。)

    福井市指定文化財(平成元年12月16日指定)

  • 管理団体

    福井市

  • 所在地

    福井市月見五丁目おさごえ民家園

  • 種別

    建造物

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旧城地家住宅の写真1 旧城地家住宅の写真2

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